ブラインドゴルフのルール II.義手・義足使用者

 義手・義足使用者についての大きな問題といえば、現在のところ、義手、義足をゴルフ規則上どう扱うかといった問題ぐらいのものである。裁定14-3/15はそのような器具についてのR&AとUSGAの考え方を明示しているので、その全文を参考までに次に掲げる。

14-3/15 義手、義足について

 義足を改造してプレーヤーのゴルフプレーを援けたり、ゴルフクラブを握れるように特別の設計をしたものが義手に取り付けてあったとしても、義手、義足そのものは規則14-3にいうところの人工の装置には該当しない。しかしながら、ゴルフ用に改造した義足をつけることによってそのプレーヤーが他のプレーヤーより有利になると認められる場合には、委員会はそのような改造義足を規則14-3に違反する人工の装置とみなす権限を持つ。

 義手をつけたプレーヤーが使用するクラブも、当然、規則4-1に適合したものでなければならないが、プレーヤーがクラブを握れるようにクラブのグリップやシャフトにアタッチメントを取り付けることは例外的に認められる。
しかしながら、そのような改造クラブを使用することによってそのプレーヤーが他のプレーヤーよりも有利になると認められる場合には、委員会はそのアタッチメントを規則14-3に違反する人工の装置とみなすべきである。』

 下肢を切断し、義足を付けているゴルファーに起きうる問題としては、斜面を下ってバンカーに入ったり、斜面を上ってバンカーから出ることができないといった問題が考えられる。しかしながら、そうしたことは恐らく偶にしか起きないことであろうという考えのもとに、規則28(アンプレヤブルの球)は修正することをせず、そのままにしておくこととする。