第1講習「視覚障害者をサポートするガイドの役割」
- 開催日
- 2012年11月3日(日)13時~16時
- 場所
- 社会福祉法人日本ライトハウス視覚障害リハビリテーションセンター
- 講師
- 菅庸起先生(社会福祉法人 日本ライトハウス)
- 内容
- 視覚障害の基礎的な知識とガイド法の講習とアイマスクを用いての体験
第2講習 「ゴルフコースでのガイドの仕方」
- 開催日
- 2012年11月20日(火)9時~16時半
- 場所
- 『よみうりショートコース』(兵庫県西宮市塩瀬町)
- 講師
- 青井 利雄プロ(日本インストラクタープロゴルフ協会)
- 内容
- ブラインドゴルフのルール講習。練習場、コースでの実習
関西ガイド講習会第一講習が、11月3日大阪の「日本ライトハウス」で、第二講習が11月20日兵庫県の読売カントリークラブにてそれぞれ行われました。
【会場となった日本ライトハウス】
●第一講習は、日本で初めて視覚障害者のためのリハビリテーション事業に取り組まれた社会福祉法人日本ライトハウスで行われ、同法人の菅庸起さんに講習をして頂きました。同法人のマニュアルを中心に、ブラインドさんへの具体的な対応の仕方をユーモアを交えて、お話しして下さいました。
後半は、ペアになり、ブラインド役の方はアイマスクを着用し、もう一人がガイド役となって、歩行や階段の昇り下りの実践を行いました。さらに、屋外におけるガイド実習も行われました。人や自転車が行き交う中での、緊張感のある講習に皆さん真剣そのものでした。
菅さんによる講義に笑いも
階段での昇り降りを体験
ペアになって屋外をガイド
車や人通りの多い道をガイド
●第二講習は、読売カントリークラブにて、講師を青井利雄JIPGA副理事長に務めていただきました。最初は、ゴルフ場におけるガイドの仕方の基礎的なお話をしていただき、午後からは、屋外に出てガイドの実践方法を教えていただきました。
後半は、ペアでブラインドとガイドになり、打撃練習場やグリーンでのガイドの方法を学び、4ホールを実際にラウンドしました。
今回は、さすが関西らしく賑やかに沢山の質問が飛び交う講習会となりました。
ルール&マナーについて講義
ニアレストポイントについての講義
4ホールをラウンド
グリーンでのガイドの模様
―関西ガイド講習会のアンケートから―
○大変勉強になりました。今迄何かお手伝いをしたいという思いは有りましたが、手段がわからない者が、変に手を出すのもかえって邪魔になるのではと二の足を踏んでおりました。今後は、この経験を踏まえてお役に立ちたいと思います。ありがとうございました。(Tさん)
○これまで数多くの講義を受けてきましたが、今日の講義は、ゴツンと頭を叩かれた感じがしました。ボランティア精神とは何ぞやというものを教わりました。(Hさん)
○具体例を混ぜて頂き、大変参考になりました。ー中略ー基本的には、ブラインドの方の気持ち、困られていることを理解しながら、ガイドをしていこうと心新たに致しました。(Hさん)
○ゴルフルールについて、改めて勉強になりました。第二のボール等、参考になりました。(Aさん)
○ブラインドゴルフが何なのか、ということを嫌というほど教えて頂きました。すこぶる難しいということをです。また、次回のガイドの際に、参考になることが多く大変感謝しております。 (Hさん)
○マナーやルールについて理解できていない所がありましたが、今後のプレーに役立てることができると思います。ガイド中にイライラしたりすることがあるが、自分自身がもっと冷静になり、プレーのサポートをしなければいけないと思いました。 (Uさん)