第1講習 「視覚障害者をサポートするガイドの役割」
- 開催日
- 2012年6月16日(日)13時~16時
- 場所
- 東京都視覚障害者生活支援センター
- 講師
- 長岡雄一先生(東京都視覚障害者生活支援センター)
- 内容
- 視覚障害の基礎的な知識とガイド法の講習とアイマスクを用いての体験
第2講習「ゴルフコースでのガイドの仕方」
- 開催日
- 2012年6月21日(木)9時半~17時
- 場所
- ワンウェイゴルフクラブ(茨城県土浦市)
- 講師
- 青井 利雄プロ(日本インストラクタープロゴルフ協会)、鵜澤 一郎
- 内容
- ブラインドゴルフのルール講習。練習場、コースでの実習
関東地区のガイド講習会が、6月16日と21日の二日間行われ、両講習会には過去最多の受講者が参加されました。
●第一講習は、16日「視覚障がい者をサポートするガイドの役割」というテーマで、新宿にある東京都視覚障害者生活支援センターで行われました。同センターの長岡雄一氏を講師に迎え、視覚障害に関する全般的な知識や、目の見えない人への接し方を実技と共に学んでいただきました。
【講習が行われた東京都視覚障害者生活支援センター】
【生活支援センターの長岡雄一氏の講義】
【アイマスクを付けたブラインド役と、ガイド役がペアとなり廊下や階段の昇り下りを体験】
●第二講義は21日、土浦のワンウェイゴルフクラブで行われました。最初は、鵜沢一郎JGIS専務理事によるルール&マナーの講義が行われ、その後、青井利雄JIPGA副理事長による「ブラインドゴルフにおけるガイドの役割とその重要性」と題して座学講義が行なわれました。午後からは、全員がクラブを持って打撃練習場やグリーンに出て、ブラインドゴルフにおけるガイドの仕方を実践練習で学ばれ、その後、アイマスクをしたブラインド役とガイドがペアになり、4ホールをラウンドされました。各組には、ベテランのガイドさんについていただき、ガイドの方法を懇切丁寧に指導してくださいました。皆さんありがとうございました。
【第二講義実践篇には過去最多の25名のボランティアが参加】
【青井利雄プロによるガイドの実践指導】
【グリーン上で距離を捉える練習】
【ブラインド役とガイドのペアになって4ホールをラウンド】
※ガイド講習会は今秋、関西で開催する予定です。皆様の参加をお待ちしております。
◎当日のアンケートから
【第一講義】
○視覚障がい者の二大不自由が、移動と読み書きであるということを始めて知りました。ブラインドさんの本当の気持ちが解る内容のある講義でした。 T・O
○アイマスクをしてブラインドさんの体験をすることで、障がい者の気持ちがほんのわずかであっても知りえたのは貴重な体験でした。 K・A
【第二講義】
○実際にアイマスクをしてラウンドした事により、ブラインドの方の不自由さが分かり、またアドバイス、サポートをどうしたらいいのかが理解できました。また、ガイド役の大事なポイントを教えて頂き大変良くわかりました。A・M
○大変分かり易い講義でした。青井プロのお話しも大変面白く飽きることなく聞きいってしまいました。鵜澤先生と青井プロ両方のお話しは、普段のラウンドにも生かせる内容でした。 K・O
○プレイヤーもガイドも「楽しいゴルフ」が大前提だということがよくわかりました。練習場での実習、コース実習も私自身のゴルフにとてもプラスになりました。ありがとうございました。 U・A