(1)7月、「ブラインドゴルフ倶楽部」が発展し、(日本ブラインドゴルフ振興協会の前身)主催の大コンペが、総勢およそ120名で静岡県の修善寺カントリークラブのご協力により開催され、ブラインドゴルファーのプレイの上達を披露。
(2)9月、イギリス西南端のプリマスという美しい街のゴルフ場で開かれた第1回ブラインドゴルフ・ワールドチャンピオンシップに招待され、黒羽根唯年氏が出場。上位10位以内にくいこむプレイで世界の人々の目を引いた。
(3)10月、第3回のブラインドゴルフ・オーストラリア・ワールドオープン(パース・ネッドランドG.C.)に出場。
壁谷晴子さん、笹田三郎氏、伊藤道夫氏の3名が3年間の練習成果を発揮、みごと全盲女子の部で壁谷さんが優勝。この大会には、ホワイトドラゴン・ゴルフクラブ(JBGAのボランティアクラブの旧称)のメンバーや、100名近くの人々で応援団が結成され、オーストラリアはパースへ。プロアマの試合ではボランティアの河合一一さんや、川元徳男さんが、伊藤道夫氏、笹田三郎氏の両ブラインドとチームを組み、準優勝と三位に入賞し、ますます日本のブラインドゴルフのレベルが向上した。
表題画像:1990年ブラインドゴルフ・オーストラリア・オープン表彰式(パース・ネッドランドG.C.)